自己紹介と愛車遍歴:9

そこから、自分のバイク選びが始まった。安くて、400cc でカウルが付いていて、高速道路でも辛くないバイク。自然と不人気車になる。


ヤマハ ディバージョン。旅・風・・・何とかみたいなキャッチフレーズ。空冷四発の優しそうなエンジン。これ売れなくてXJRとか新設計のエンジンになってたから、このエンジンはディバージョンだけ?なんて贅沢。中途半端なハーフカウルもつよT好み。気になるのは非力なパワーと言われるエンジンとタマが圧倒的にない事。自分が調べた時には全国で2台!こんなん買ってまともに乗れるのか?一抹の不安。


次、スズキ カタナ400。

Z2の次はカタナが好きになった、つよT。学生の頃ファイナルエディションとかの1100が出てたなぁ。北海道に一緒に行った友人Kは早々に限定解除をしてニンジャ900を購入。ずっと所有していた。ニンジャに対するはカタナ!・・・でも俺は400!(笑)。

でも、時に2016年。「ばくおん!」がアニメ放送され、カタナ400も除々に人気が出てきて不人気車ではなく程度の良いものはそれなりの値段だった。うーん、そこまで金は出せない。



ヤマハ FZ400。出た当時からかっこいいなぁと思っていたバイク。パワーもあるしハーフカウルも付いてるしシート下にも荷物が入れられるし・・・。これいいじゃん。FZと言えば教習車。いつも行ってる美容室の店長が昔のFZに乗っていて、事あるごとにあの「カーン」という排気音が忘れられない、と。一度所有してもいいかな?と思った。


スズキ SV400S。色々調べていくと、このスズキのVツインに惚れている人が多数いるらしい。宇宙人フェイスは気になるところではあったが、やっぱり400まではツインか、という思いと低いセパハンもそんなに辛くないという評価。意外にもツーリング向けで燃費もいい。そして安い。スズキのVツインの評判は良いのだね。これで決まりか!?

そんな時に一枚の写真が目に飛び込んできた。


「な・ん・だ・コノバイク・ハ?」

カワサキ  EX-4!?俺のバイクの記憶データベースに載ってないな?なにぶん就職した1994年から2008年くらいまでの14年間はバイク情報から離れていた時期。新車情報もよくわかりません。でも、頭の片隅にひっかかります。GPZ400Sの後継車種だ。水冷パラレルツインの400。あぁ、全然人気が出なかったあの地味なバイク・・・。こんなバイクあったなぁ。しかし、この色はなんだ?ニンジャ900の色じゃないか?

販売店の情報を確認してみると「A2ニンジャ900の南アフリカ仕様のライムグリーンにオールペンしてあります」だと??

やばい「かっこいい・・・」

でもちょっとした不安が。大学時代に友人YがZZR250に乗っていた。ちょい乗りさせてもらったが、その時の印象は「なんてつまらないエンジンなんだ」というもの。可もなく不可もなくただ、ガサツにブーンと回る2気筒。そんなイメージ。それの400だもんなぁ。果たしてこのバイクはいいバイクなのか、悪いバイクなのか。EX-4を検索しまくる日々が続いた。

モトグッチV7Ⅲ Stoneとの日々

1970年生まれのおっさんライダーが初の二輪外車で感じたことを綴る。

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