自己紹介と愛車遍歴:8

さて、ブロスとの日々はつよTのバイク人生の第2章の始まり。すでに家庭をもって子供もいたので、泊りがけのツーリングなんかには早々行けなかった。良くてGWと夏休み、その他年数回の日帰りツーリング。そして休日の朝に早起きして裏山(名栗、秩父)に2〜3時間の朝練走り。それでも満足だった。


その頃はカメラにもハマっていて、バイクはとりあえず景色を写すための移動手段的な感じにもなっていた。ブロスもブロスで前オーナーが手を入れてくれてたおかげでそれほど壊れることなく走ってくれた。

一回だけリアのホイールのハブダンパー?忘れたけど、その部品が劣化して消失して交換とかあったけど、その他は本当に優等生。ホンダのしかもバブルの頃の品質の高さを知らしめしてくれた。

そんなブロスの長所はVツインの鼓動。マフラー音。小さく軽い車体。丸目のヘッドライトのフォルム。疲れないセパハンポジション。そこそこ良い燃費。20km/Lちょっとくらい?忘れたけど。

短所はと言うと、薄いシートで長距離を走るとケツが痛くなる。ガソリンタンク容量(でもそれほど足が短いとは思わなかったけど)。登りの山道で頑張って走ろうとすると頭打ちになってしまうエンジン。

7年ほど満足して乗っていた。ある事件が起きるまでは、なんら不満のないバイクだった。その事件とは「ブロスにETC装着」。

なぜETC装着が不満足の原因なのか。それは高速道路にたくさん乗るようになるとカウルレスで風が辛い。パワーがない。長距離移動がしんどくなってきたのだ。そうなるともう歳も歳だしもう少し楽がしたい。

ある風が強い日に思いたってツーリングに出かけた・・・マジで死ぬ。高速で時速40km走行になってしまう辛さ。やばい、これはやばい。新しいバイクを買ったほうが死ぬよりマシだ。考えがそこまで行き着いてしまったのだ・・・。

モトグッチV7Ⅲ Stoneとの日々

1970年生まれのおっさんライダーが初の二輪外車で感じたことを綴る。

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