自己紹介と愛車遍歴:2
そんなこんなで始まったバイク人生。RG50Γで初ツーリングはTと箱根方面へ。原付きが乗れないと知らずに西湘バイパスに入ったり、国道1号を静岡側から箱根方面に越えたり・・・高速に乗れないのでずっと下道でよく頑張った。
初の一泊ツーリングは、友人Mと富士山方面へ。河口湖近辺の駐車場にシュラフで寝て、めしゃめちゃ寒かったのを覚えてる。この辺のことは元号が平成に変わった平成元年のことだ。今から考えると30年前。
このΓで浪人時代はあちこちよく走り回った。7.2馬力の2ストロークの原付きながらブンブン回して乗ることを教えてくれた貴重なバイク。
↑これ、乗っちゃいけない西湘バイパスでの一コマ。
一浪後、なんとか今で言うFランの大学に入り、自動車の免許を取る前にまずは中型二輪・・・と思ったんだけど、小型二輪を免許センターで一発で取ってから中型を取ったほうが安くなるのではないか?という考えがあり、実行。一回目の試験は走って50mくらいで止められ終了。コース自体もしっかり覚えてないし明らかな準備不足。
結局3回目でやっと合格。この時は嬉しかったなぁ。その試験で乗ったのはGS125カタナ。空冷単気筒の125cc。こいつが気持ちいいエンジンで「タンタンタン!」といい感じにトルクが出て走りやすい。この経験が次のバイク選びの・・・もっと言うとその後のバイク選びの基準になっているかもしれない経験になる。
中型二輪は大学の近くの教習所で。教習車はヤマハのFZ400N。このエンジンはゴリゴリしてて荒っぽくて面白いバイクだった。教官に小型一発で取ってきたヤツだからどんな上手いヤツかと思ったら大したことないな、と言われカチン。昔は教官からよく煽ってきてたよね。コース内フリー走行みたいな時間があって、教官の後ろを追いかけるという時は転倒バーをガリガリ擦って追いかけて、少し鼻をあかしたのもいい思い出。自分のバイクじゃやりません。壊したくないから。
で、やっと中免取得。すぐに金がないから近所のお兄ちゃんの最近乗ってないというFZR250を一ヶ月ほど借りる。
あんまし写真がなかった。これ人生で一回だけ行った8耐の後の写真かな。1990年の8月くらい。
で、このFZRというかこの時期のクオーター4発。エンジンが回るだけで遅いんだ。クワーん!って音はいいんだけど。自宅から大学のある八王子までの道のり約40km弱。こいつで通ってたんだけど、つまんねーのよ。借りといてなんだけど。
さて、じゃあ自分のバイクはどうするか?という話。当初VTZ250を買おうと思っていて、この頃になるとSPADAが出ていた。今でもそのスタイルが大好きで美しいと思う。それを買おうかな?と考えていたのだけど、折からの空冷単気筒のバイクの楽しさ。そして当時の「ROAD RIDER」誌に、まだスパイクタイヤが大丈夫だった頃で冬の北海道にスパイクタイヤを履いたヤマハ・セローで走りに行くという特集があって、それにピンと来てしまったのだ。
実は雪が降るとRG50Γで雪道を走りに出かけるほどのバカで一度トラックにぶつかっていることもあるという(笑)。そんなことをするくらいならちゃんとしたオフ車(セローはトレールっていうの?)を買え!と自分で思っていた。そしてセローは空冷単気筒。これしかないじゃないか。という事で中免初の愛車は初めてセルが付いたヤマハ・セローになった。2018年に再度発売になったセロー250は56万円との事。自分が買った1KHという型式の1990年はたしか33万とかだったような気がするけど。だいぶ値上がりしてるよね。しようがないけど。
20馬力のこいつは通学スペシャルだったけど、これもいいバイクだったな。色んなところへ行きました。詳細は次回に続く。
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