自己紹介と愛車遍歴:3

セロー225はとても素直で乗りやすいバイクだった。低速から粘りのあるエンジン。足つき性の良いシート高。軽い車体。通学&ツーリングスペシャルとして大活躍。普段からサイドバックを装着して、風魔プラスワンを着て・・・そんな使い方をしていた。

人生初めての北海道もこのセローで行った。大学2年の時かな?サークルの仲間と3人で新潟から小樽でフェリーで渡り、その行きのフェリーの中で船の人から皿洗いのバイトを誘われ、当時25時間くらいかかった(気がする)船内でひたすら皿を洗っていた。その代わり貧乏旅行だった俺たちにバイト代と豪華な夕食、雑魚寝ではない個室の部屋がプレゼントされた。

小樽→函館→富良野→札幌→小樽・・・のルートだったのかな。


↑全然北海道の写真って感じじゃないけど。クラブマンとゼファーの3台。当時出たばかりのゼファーに乗らせてもらったけど、滑らかなエンジンで大人しいバイクってのが印象。クラブマンはエンジン荒々しいっていう印象。

セローを乗ってて思ったのが、あんましオフロード行かない(笑)。自分の使い方だったらホンダのXLディグリーの方が合ってるのかなぁ?って。乗ったことないけど。高速はね、一度140km/h巡航をしたことがあった。メチャメチャ前傾姿勢でね。今だったら出来ないけど若さかな。マフラーが熱くなってサイドバック溶けちゃったんだけどね。

そんなことをしていた大学2年の秋だったか、夜遅くの国道16号をウイリーの練習をして走ってたら目の前に黒いアコードが止まっていてドカーンとぶつかってしまった。セローのハンドルバーが後部座席のガラスに突っ込んでしまって自分は手のひらを切る怪我。まぁでも他に怪我はなかったから不幸中の幸いか。事故としては、こっちが優先道路であちらが信号のない交差点で国道に堂々を止まっていて一時停止していたのでちゃんと保険会社に話せばどうにかなっていたのに、そのおじさんと警察のパトカー内の密室の談合で100:0で俺が悪いことになっていた。

その夜は、事故った場所の前にラーメン屋がありそこの店主と意気投合して酒を飲んでその夜はそのラーメン屋の店主の家に泊めてもらったというなんだか思い出深き1日。あの塩ラーメンの味は忘れない。

モトグッチV7Ⅲ Stoneとの日々

1970年生まれのおっさんライダーが初の二輪外車で感じたことを綴る。

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