自己紹介と愛車遍歴:7
しばらく手元にバイクがなくなった30歳前、平塚にいた友人がヤマハTDR80に乗っていた。
もうあまり乗ってないという。「これちょうだいよ!」もらった(笑)。
しかしこいつも以前のDAXホンダのようにエンジンがかかったりかからなかったり・・・。大して乗ることもなく、そしてきちんと直してあげることもなくバイク王に売った・・・というか引取料5000円ボラれて持っていかれた。雨の日だった。心に決めたことがある「今後いかなることがあろうとも二度とバイク王には売らない」遺言にしてもいい。
在りし日のヤマハ・TDR80。もっときちんといじってあげれば良かった。そうそう、オフロードを走るのはセローでもシートが高くて怖かったので、この辺ならオフで遊べるかな?と思ったのが手に入れたきっかけでもあった。河原で一度遊んだだけだけど。
32歳(2002年)で結婚をし、その後おそら結婚後ブルーで鬱になっていた。そこで読んだネットの記事はこういうものだった。「オートバイ運転で脳の機能向上、ストレス軽減も――川島教授とヤマハ発の研究」
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0903/04/news070.html
これが2009年の記事だからちょうどこの前後だろう。TDRを売ってから5年位経っていたと思う。この時もう一度バイクに乗ろう!そう決めた。友人Tを連れて(Tはその頃バイクを降りていた)、今までのバイク屋へ。リターンだから250ccでいいやと思っていた。ヤマハSRV250とかね。
今見ても美しい。Vツインのきれいなこと。しかし常につよTが好きだというバイクはマイナー車ばかり。当然SRVも売れずテコ入れが入る。イタリアン風なルネッサに。どうしてこんなヘンテコな形になるかなー??と当時怒ったものだ。
さて、自分のバイク選び。当然そんな都合よくSRVが置いてあるわけがない(しかしその半年後2、3台店頭に置いてあったのは皮肉)。値段が安くて自分の趣向に合うバイクを探していくと2台に絞られた。一台はヤマハSRX400(Ⅰ型)。
もう一台はホンダ・ブロス400(プロダクト2)。
SRXはちょい乗りはしたことがある。まぁ、スポーツシングル!って感じ。友だちが乗ってたかな?悪い印象はない。ブロスは・・・友人Tと発売当時2人で相当にこき下ろしていた。「何この必要ないのに太いタイヤ!」「何この必要ないのにプロアーム!」「何この短いダセェマフラー!」「ハハハハハ!」笑いの対象でしかなかった。三十も後半の年齢になって改めてブロスを見ると・・・「うん、悪くないな」Tも断言。歳をとると趣向も変わる。間違いない。
一番の決めてはバイクの程度の良さ。前のオーナーが細かいところまで直して、それで気分が晴れて売りに出してるという。迷いなくブロスに決めた。ちなみに後日談だが、俺が買ってから前オーナーはブロスが忘れられずにもう一回買い直して直してたそうだ。ブロスはそれほどいいバイクってことだ。もしくはその前オーナーはただの修理好きなのかもね。
ちょうど10年前くらい30代後半(2008年だか09年くらい)にしてカブは除き、初のホンダオーナー。そしてブロス乗りになったのだ。
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