モトグッチへの道:1

このまま中型免許でEX-4を乗り続けるつもりだったつよTだが、いくつかの出来事が周りで起き始める。まずは中学の同級生と走りに行くようになる。一人はハーレーのストリート750、一人はBMWのGS。2人とも限定解除(とはもう言わないか)で外車。「つよTもこっちの世界へおいでよ〜」と誘ってくる。


こんなヤツ。圧倒だったのが、3人で箱根方面にツーリングに行った時。ターンパイクを登っていく2人のバイクに追いつけない。この辺は排気量の差だなぁ・・・としみじみ。排気量の差といえば、平塚時代外車のディーラーに勤めていたのだが、BMWバイクの代理店もやっていた。先輩たちはみんなリッターバイクの中、自分は当時GS400E。追いつけるわけもなく大変だった。でもその時はお金もないし大型二輪取ろうなんて思わなかったな。

もうひとつ。いつぞや正月に同級生と飲んでいた時。大学時代にバイトしていたところの若社長(今は立派な社長)と偶然会った。「年賀状見たぞ。いい年賀状だったな」内容はEX-4を買ってコツコツ直しながら乗ってますという自作の絵を載せて出したもの。

社長「一番乗りたいバイクは何だ?」

つよT「えー、まだEX-4買ったばかりだから考えられないけどカタナの3型ですかね?」

社長「よし、それを買って俺のところに見せに来い!」

つよT「え〜!?」

社長「もうカタナの3型買うならもうラストチャンスだろう?もう遅いくらいだ」

つよT「まぁ、たしかに・・・」

そんな強引な約束をさせられたのが2つ目。ただ、現実的じゃないとずっと思ってた。EX-4は嫁さんに借金して購入したもの。まだ返済出来ていない。

そんなこんなで半年以上が過ぎ、今まで使ってたMacをヤフオクで売ったら思いがけなく高く売れた。「あれ?あと3万くらい出せば大型二輪の免許代出ないか?」

嫁さんにもMacが高値で売れたことがバレてしまい「そのMacは家のお金で買ったのだから家に返して」と言われるものの「教習所に行きたいから」の一点張りで却下(笑)。

そうこうしている2018年2月、とうとう大型二輪の教習所に通うことに。嫁には「免許取るだけだから」だいたいこういう発言ほど当てにならないものはないのが世の常。

教習車はホンダのNC700?750?取り回ししただけで大型二輪取りにきたことを後悔。こんなクソ重いバイクなんて不要じゃ!相変わらず教官のプレッシャーに弱いつよTだったがなんとか2018年5月に、とうとう夢にまで見た大型二輪免許を取得したのだ。

どんなバイクが欲しいか、考えるだけなら自由!妄想の翼は広がるばかり・・・。

モトグッチV7Ⅲ Stoneとの日々

1970年生まれのおっさんライダーが初の二輪外車で感じたことを綴る。

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