モトグッチへの道:7
さて、そんなこんなで4気筒はない、という結論になったつよTだが、やはり気になっているので、EX-4の車検を通したバイク屋に相談に行った。
つよT「悩んでるんです。カタナ3型がいいか?でも4気筒は相性悪いってのがわかってイナズマでもZRXでもないんじゃないか?って」
バイク屋「まずカタナ3型は、リアル昭和のバイク。やめといた方がいいんじゃないか?他のバイク屋から引っ張ってきても利益は上げられないは、故障しましたわだと面倒見きれないから」「ダエグとZRX1100は違うぞ」とも。ここは主にキャブのバイクばかり扱っているバイク屋。イナズマを押してくるが、やっぱりカタナ3型以外の4気筒には乗りたくない・・・。
つよT「これどうです?スズキSV650」
今のSVも心惹かれるものがあるが・・・。
この時は「NAロードスター」みたいなバイクはないか?と考えていた。言うまでもなくライトウエイトでハンドリングが良いマシン。そうするとSVって相当近いものがあるんじゃないか?でもね、このカラーリングかっこいいんだけど、結局ドカのオマージュみたいになってるんだよね、あと圧倒的にマフラーがダサい。
そこでつよTが提示したのは、昔のSV650。
個人的には、これが決定版だと思っていた。バイク屋がOKを出しさせすればこのバイクに決まっていた。安いし、マイナー車だしつよTにはピッタリのバイク!バイク系ポッドキャストで話していた「つよT-JAPAN」もこれなら間違いはない選択。本当は650Sを買ってバンデット400LTDのロケットカウルを付けてカフェレーサーみたいにしたかった。
しかし、バイク屋が言った一言は・・・
「SVかぁ、あんまり好きじゃないんだよ」
つよT「マジか・・・」
バイク屋「VツインだったらブロスのP1はどうだ?V型はホンダだよ」
つよT「ブロスは乗ってたんですよぉ」
バイク屋「400と600で全然違うバイクなんだけどな」
この時点で、グッチはどうなんだ?グッチは?という思いが頭をぐるぐる廻るようになっていった。以前乗った時は「ないな」と思ってたグッチが、心のどこかに引っかき傷を作り、ずっと気になっている。
もしかしたらグッチが俺の求めていたバイクなのかも?そう感じるようになっていった。
0コメント