モトグッチへの道:9

次は都内某所のモトグッチのお店。職場からほど近く、一度仕事帰りに寄ったことがあった。なかなかフレンドリーな店。

ここに、2台のグッチがあった。ひとつは「V7 Stoneカスタム」


前のオーナーが色々いじってて、カラーリングからセパハン・バックステップ、グリップヒーター、ETCとすべて揃ってる。シビエのヘッドライトも明るいという話だが、赤いボディとのセットでCBヨンフォアみたいに写ってしまう。モトグッチ感が薄れる。

それだけなら、多分迷いなくこれに決めていただろう。決定的だったのはクラッチが重いこと。どうにかならんものか?結構調べたけど解決策見つからず。油圧にしている話や、オーバーホールすればよくなる話、セパハンはホースの取り回しが変わってくるから重くなるとか・・・。

結局、乗り出してから後悔して辛い思いをするんであれば、最初からやめておこうととりあえず却下。

もうひとつは「V7Ⅲ Stone」。


青の車体がかっこいい。最新型のV7。試乗車あがりだけど、これを売っても良いと。

むむむ、でもお高いのよ。当たり前だけど。

V7Ⅲ、Ⅱと違うところを整理すると(諸々違うのだが)、まず見た目でタコメーターが付いてない!これはちょっと致命的・・・。そしてマフラーがめっきから黒へ。全体的にシックになってる。シート高はちょい下がり。

で、大きいところはエンジンがブレヴァベースのものからV9ベースになってる。だからエンジンの見た目が違って見える。フレームも違うんだっけな?なので、結構変わってる。

V7Ⅱで良かったと思った高速でどこまでも進んでいく「あの走行性能」はどうなっているのか?極低速での取り回しの良さはどうなっているのか?そして馴染めなかったシフトの感覚は?この辺は新しくなってるという話だが。

クラッチは・・・Ⅲはだいぶ軽くなってる!でもこれも乗ってるとだんだん渋くなりますよ、って話。

車重が180kg台から200kg台に。この辺はどう影響しているのか?結局試乗せずだったのだけど、モトグッチだから「こんな感じ」っていうのは大きくハズレてないだろう。

しかし、この佇まいよ!


こりゃ、渋くないですか?あとは金だ、金はどうするんだ!?ローンで5年にしようと思ってたのに、これは収まらない。

俺のモトグッチ人生・・・明日はどっちだ?

モトグッチV7Ⅲ Stoneとの日々

1970年生まれのおっさんライダーが初の二輪外車で感じたことを綴る。

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