V7Ⅲ・ファーストインプレッション

さて、昨日は納車の喜びだけご報告したのだが、バイク屋から自宅までの２０数キロ乗った印象を書き留めておく。

V7Ⅲに跨るのは、以前見た時に跨がらせてもらったが、何分商品だし自分のものでもないので遠慮がち。今回はようやくマイバイクということでベタベタ触ることができる。来店した時はまだショールーム内に置かれていて「本当に自分のバイクなんかい？」というそっけない態度 (バイクがね)。が、しかし車検証をPDF で送ってきてもらったのと同じナンバーが！おおぅ、なかなかいいナンバー。

メーターのモニターの説明を受ける。タコメーターがないのがⅢストーンの弱点だけど、タコがないバイクも初めてなので(ん？セローにはなかったか)相性がいいのか悪いのか乗ってみないことにはわからん。

ふふふ。うれし恥ずかしオドメーター１７８km。ほぼ新車の状態からの筆下ろし？作業は久々。うひひひ。最近は中古バイク一直線だったからなぁ。「写真撮っていいですか？」と聞いたらいいポジションまでバイクを押してくれた。なんかいい人だなー。「少し望遠側で撮ったほうがバイクがボテッと写りませんよ」とのアドバイスをいただいたが、残念持っていったカメラはリコーGRD3だ・・・。28mm単焦点(笑)。どうにかこうにか写真を撮っていざ、跨る。

うん、V7Ⅱより足つきいいかも。あ、比較対象がV7Ⅱしかないから全てそれとの比較の話になります。そうそう、ハンドルロックの話。V7Ⅱを借りた時にハンドルロックができなくって焦ったのだけど、全開にハンドル固定しちゃあロックできないんだね。初めて知った。

ポジションはそう変わらない。エンジンがブレヴァベースからV9になったということで多少大きくなってるのかな？でも跨いで膝にエンジンが当たるとかそういう事もなく(カバーには当たってるのかな？)。フレームも若干変わってる？よくわからんけど素人が乗ってもよくわからない。

ニュートラルから１速に下ろす。V7Ⅱほどグニャっとしてないというか１速入ってるんだろうな？というのがわかる。・・・というか、伊達に８時間レンタルしてないからか。モトグッチに少しは慣れたのか？走り出す。新車っぽいエンジン音を響かせてトコトコスルスルと走り出す。やっぱツインっていいよな。クラッチワークだけで走り出せるのがいいね。四発だとこうはいかないよね。

さて、V7ⅢとⅡと何が違うのか？・・・よくわからない(笑)。９０００km乗ったⅡと１７８kmのⅢ、個体差と距離の違いくらい、もしくは新車の硬さが残ってるか残ってないかくらいしか違いがわからない。ニュートラルの入れやすさも軽くなったと評判だったクラッチの重さもそんな違いがわからない。ただ、若干スムースでスルスル走る気がする。うん、気がする程度。錯覚かもしれない(笑)。重さもあまり違いがあるとは思えないなぁ。これならⅡを買ってもⅢを買っても違わないかな。

自分のバイクってことでウキウキしてたからか、乗りづらいとか疲れるって感じはなかったな。そうそう。新車だからガソリンいれなくちゃ！ってGSに飛び込んだけど、いきなりガソリンが溢れそう！0.5L、７８円しか入らない。カネバンさんありがとう。ガソリン満タンだったんだね。良心的。

慣らししなくちゃいけないから早めに６速入れて巡航。どこの回転でもドコドコ走るね。優等生。最初はオドメーターにしてたけど、何速に入ってるかよくわからなくなるのでギアポジションの表示にした。これいいなー。いつも幻の７速に入れようとギアを掻き上げちゃうからとても便利機能だってことに気がついた。今までギアポジションランプ付いてるバイクなんて乗ったことがなかったから。

５２馬力しかないが７５０ccのトルクは街乗りには最適で走りやすい。１２００ccの４気筒より楽。しかも楽しい。ちょうどバイクグローブが壊れちゃって、川越の「にりんかん」に入り込んで新しいグローブを購入。新しいのはスマホ対応の。

さて、高速に乗り１００km／h巡航に。いや〜、このドコドコ感。急かされないエンジン。他がビュンビュン走ってるのに構わずマイペースに走れるバイクっていいよね。シャフトドライブで真っ直ぐ突っ走る感覚。これモトグッチのとっても良い点。どこまでも走っていける感覚。エンジン回せないから高回転でドコドコが収束していく感じはまだ味わえなかったけど、それはこれからの楽しみ。

さて、高速を降り自宅の駐車場へ。EX-4が入っていた場所にスポっと何の抵抗もなく入る。あぁ、この小さいサイズ感も良い。何もかもがちょうどよい。

今まで、EX-4を売るって決まってからバイクに乗れてなかったから、これから沢山乗るぞ〜！